産道内(膣)乳酸菌エキス DL-8 femcare
産道内(膣)乳酸菌エキス
DL-8とは
妊婦さんの産道内(膣)乳酸菌を
使用したフェムケア原料
妊婦さんの産道内(膣)より採取した450株の乳酸菌より厳選した、8株の乳酸菌を使用し、国産有機大豆を発酵する際に得られる発酵代謝産物です。
産道内(膣)乳酸菌エキス
DL-8とは
妊婦さんの産道内(膣)乳酸菌を
使用したフェムケア原料
妊婦さんの産道内(膣)より採取した450株の乳酸菌より厳選した、8株の乳酸菌を使用し、国産有機大豆を発酵する際に得られる発酵代謝産物です。
バイオジェノミクスが
DL-8は久留米大学との
共同開発原料
産道内(膣)乳酸菌エキス DL-8
産道内(膣)乳酸菌エキス
DL-8のエビデンス
01 カンジダ菌の抑制作用
産道内(膣)に存在する常在菌の一種のカンジタ菌は無症状であれば特に問題ないですが、外陰部や子宮頸部で異常増殖を起こすと膣カンジダを発症してしまいます。
DL-8が膣カンジダの原因菌として代表的なカビの一種である「カンジダ・アルビカンス(C.albicans)」の菌糸形を阻害する事を確認しております。
DL-8と、DL-8に使用している乳酸菌8株それぞれの単菌の生産物質を用いて、カンジダ菌の菌糸形の阻害評価試験を行いました。
DL-8は、単菌それぞれの生産物質よりもカンジダ菌の菌糸形を阻害する事を確認し、膣カンジダの発症予防に対する可能性が示唆されました。
02
臭いの原因となる
大腸菌の増殖抑制作用
産道内(膣)には一定数の大腸菌が常在していますが、免疫力の低下や過剰な洗浄等により、菌叢のバランスが崩れると大腸菌の増殖につながり大腸菌の分泌物が悪臭の原因の一つとなります。DL-8は大腸菌の増殖を抑制する事を確認いたしております。
産道内乳酸菌450株の中から175種を選び、それらの単菌の生産物質とDL-8を大腸菌液に添加し培養し、大腸菌の増殖抑制試験を行いました。
DL-8を含む複数の検体において、臭いの原因となる大腸菌の増殖を抑制する事を確認し、臭いを抑制する可能性が示唆されました。
製造工程
産道内(膣)乳酸菌エキスDL-8原料規格
液体原料
1kg,2kg
3kg以上~
原料規格
原料名 | 産道内(膣)乳酸菌エキスDL-8 |
---|---|
原料区分 | 化粧品素材 |
原材料表示名 | 乳酸菌生産物質(国内製造) |
化粧品表示名称 | 乳酸桿菌/豆乳発酵液 |
INCI名 | Lactobacillus/Soymilk Ferment Filtrate |
配合推奨量 | 10% |
荷姿 | 2kg以下:内装PPアイボトル/外装ダンボール 3kg以上:内装PE袋/外装ダンボール |
ロット | 1kg~ |
品質保証期間 | 開封前/製造後3年 開封後/速やかに使用のこと |
保管条件 | 10℃以下の冷蔵保存 |
アレルギー表示有無 | 有 ※大豆(原産国:日本)(non GMO) |
Brix | 3.5% ~ 5.0% |
pH | 3.60 ~ 4.00 |
一般生菌 | N.D.(不検出) |
カビ・酵母 | N.D.(不検出) |
大腸菌群 | 陰 性 |
安全性試験
- ヒトパッチテスト
- 細胞毒性試験(Cytotoxicity LDH Assay)
化粧品展開例
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例:泡ソープ(10%配合)
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例:ローション(10%配合)
-
例:オイル(10%配合)
産道内研究における特殊菌株の発見
2016年より行っている久留米大学医学部産婦人科との共同研究によって、産道内(膣)乳酸菌エキスDL-8の開発の他、免疫応答制御亢進を促進する菌株(特許第7076840号)の発見に至っています。
特許取得
妊婦の産道内のラクトバチルス・コレオホミニス(Lactobacillus coleohominis)種に属するDL81菌株またはその代謝産物は、マクロファージを介した免疫応答制御を亢進させる作用を持つ事を発見いたしました。ウイルスや細菌への感染に抵抗する免疫力と、炎症が過剰に起こりアレルギーや自己免疫疾患を発症することを防ぐ免疫力の双方を亢進する免疫応答制御亢進剤(又は「免疫賦活化剤」)として利用する事ができます。
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発明の名称
特許No【第7076840】 - 「細菌、IL10遺伝子発現亢進剤、免疫応答制御亢進剤、及び製剤」
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